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萩野式メディカルハブ 使い方

Hagino Medical Tool(HMT)。萩野病院の書類・記録をつなぐハブ。カルテ・処方・書類・記録を、紙の作法のままひとつに。

🎬 まず、48秒の紹介動画を見る 文字で読む前に、実際の動きでご覧いただけます。

🗺アプリの地図(まずここだけ)

タブは病院の仕事の流れに沿って並んでいます。自分の仕事のタブだけ使えば大丈夫です。

タブ主に使う人できること
🤝 相談相談員・事務入院相談の受付と進行管理。入院が決まればワンタップで患者登録(二度書きしない)
👤 患者看護師・医師患者情報・入退院。📋入院診療計画書(書類の写真からAIが下書き)。🧷チューブ・カテーテルの交換予定管理。入院時・退院時ADL評価
📅 毎日看護師・介護士医療区分・ADL区分の毎日の入力。タップだけ。ここが全ての記録の源になります
🗣 申送看護師申し送り台本が自動ででき上がる。読み上げるだけで申し送り完了。チューブの交換予定日も自動で載ります
📊 月次看護師・医師月次評価表とカルテ記載文を自動作成
🗂 事務事務議事録作成(AI清書)。委員会・研修の開催記録。指針の整備状況。加算要件の確認。計画書の点検
🖨 印刷全員評価票・カルテ用紙・入院診療計画書のA4印刷
💬 要望全員現場の一言がこのアプリを育てます。気付いたことは何でもここへ
⚙ 設定全員🔄更新確認・医師モード・同期など

📖 困ったときは各タブの詳しい説明(このページの下)と手技ナビへ。これから増えるもの:紙のような看護記録。スタッフによる、スタッフのためのツールとして、現場の声で育っていきます。

別紙様式8の2(療養病棟入院基本料)/ 令和8年度診療報酬改定 反映版
入院から退院までの流れに沿ってタップと選択だけで入力し、カルテに残す(貼付・綴じ込み)「月次評価表」と「記載文」を自動で作るアプリです。キーボード入力が必要なのは患者氏名の初回登録のみです。

0 患者登録 M モニター設定 1 入院時ADL 2 毎日/月末一括入力 3・4 評価表+記載文 5 退院時ADL
🚀 萩野式メディカルハブは、スタッフの、スタッフによる、スタッフのためのツールです

現場の「困った」から生まれ、現場の一言で育っていきます。いまは、医療区分・ADL区分の評価票とカルテ用紙がタップだけででき上がる入院診療計画書は、申込書や紹介状の写真を撮ればAIが下書きを作る。担当医ごとの患者一覧、退院・死亡のお知らせ、使うほど病名や文章を覚える学習機能。そんなツールです。申し送り台本も加わりました。入退院・死亡・発熱などの出来事が自動で台本になり、読み上げるだけで申し送りが完了。休み明けも開けば追いつけます。

💬 あなたの一言が、次の機能になります。「使いにくい」「こんなのが欲しい」は、アプリの「要望」タブからどうぞ。

萩野式メディカルハブの、3つの芯

上田が30年前に開発した電子カルテ Medical Navigation Tool から続く考えです。

📄 紙のような使い心地紙の様式がそのまま画面になり、画面がそのまま印刷物になります。開けば一目、書きたい所にすぐ書ける。最後はいつもの紙に戻ります。
🧭 ナビのように導く入力漏れチェック、整合性チェック、申し送り台本。ツールが「次にやること」「間違い」をその場で教えてくれます。
🌱 使うほど人が育つ毎日の入力そのものが、医療区分や算定、記録の書き方の勉強になります。若いスタッフの先生役を務める、教育のツールです。

🚀はじめて使うとき(お使いの端末はどれですか?)

最初の設定は1回だけです。すんだら、ふだんはアイコンを押して開くだけ。わからないときは管理者に声をかけてください。

📱 スマートフォン・タブレット
(iPhone・iPad・Android)
① SafariまたはChromeで https://mirai-osh.jp/hmt/ を開く
合言葉(パスフレーズ)を入力する(合言葉は管理者に確認)
③ iPhone/iPad:画面下の共有ボタン(□に↑)→「ホーム画面に追加」/Android:右上メニュー(⋮)→「ホーム画面に追加」
2回目からは:ホーム画面の「萩野式メディカルハブ」アイコンを押すだけ(Face ID/指紋を登録すれば合言葉の入力も不要になります)
💻 インターネットにつながるコンピュータ ① ChromeまたはEdgeで上と同じURLを開く
② 自動で出てくる「はじめまして(初回設定)」の画面に合言葉を入力して「はじめる」
③ ブックマークに登録する(アドレスバー右端の「インストール」ボタンを押すと、デスクトップにアイコンも作れます)
2回目からは:ブックマーク(またはアイコン)から開くだけ。ネットが切れていても使えます
🔌 ネットにつながらないコンピュータ ① 管理者がUSBメモリで「萩野式メディカルハブ」フォルダをこのコンピュータにコピーします
② フォルダの中の index.html をダブルクリック
③ 自動で出てくる初回設定の画面に合言葉を入力して「はじめる」
2回目からは:index.html(またはそのショートカット)をダブルクリックするだけ。テザリング等でネットにつながったとき、自動でデータがそろい、新しいバージョンも自動で届きます
合言葉(パスフレーズ)は、安全のためこの説明書には書いてありません。管理者に直接確認してください。
入力のこつ:日本語入力(IME)をオフにして半角で。キーボードの🔑(自動入力)は使わず、直接入力してください(👁ボタンで入力を目で確認できます)。

画面の見方

画面上部の青い帯に 患者毎日申送月次印刷要望設定 の7つのタブがあり、押したタブの内容だけが表示されます(長いスクロールをなくすため)。

以前のように全部を1枚に並べたいときは、⚙設定の「上部のタブで区分ごとに表示する」を外してください。文字が小さく感じるときは、⚙設定の「🔍 文字の大きさ」で「大」「特大」を選べます(端末ごとの設定・印刷物には影響しません)。

👨‍⚕️担当医別 在院患者

「患者」タブの ▸ 👨‍⚕️ 担当医別 在院患者 を開くと、表示中の月に在院している患者が主治医ごとに並びます。名前をタップするとその患者に切り替わります。主治医未設定の患者は黄色で表示されるので、「0 患者・入退院情報」の主治医欄で設定してください(入院診療計画書・評価票の印字に使われます)。

患者リストにも主治医の姓が()で併記されます。患者が増えてきたら、リスト横の 👨‍⚕️全員 プルダウンで自分の担当だけに絞り込めます(!入力漏れチェックは絞り込みに関係なく全員分を表示します)。

0患者・入退院情報

  1. 患者を追加・選択
    + 追加 で氏名を入力(キーボードを使うのはここだけ)。上のプルダウンで患者を切り替えます。
  2. 生年月日は選ぶだけ
    元号(明治〜令和)・年・月・日をプルダウンで選択。年齢が自動計算されて表示されます。
  3. 入院日もプルダウン
    年(平成25年〜令和)・月・日を選択。今日 ボタンで本日の日付が一発で入ります。長期入院の方の平成入院にも対応しています(退院日は令和8年以降)。
  4. 主治医を選ぶ
    プルダウンから選択(青島恵子/上田芳彦/その他=氏名を自由入力)。選んだ名前は印刷の「主治医 ◯◯ ㊞」欄に自動で入ります
  5. 対象の年月を合わせる
    「令和◯年 ◯月」をプルダウンで選択。月末日は自動で切り替わります。
退院日・退院先は入院時は空欄・「未定」のままが正しい状態です。退院が確定した日に 今日 ボタンと退院先の選択で記録します(退院日の年は令和8年以降)。
退院した患者は翌月から患者リストに表示されなくなります(自動。データは消えず全端末に残ります)。過去の記録を見たいときは患者欄の下の 📁 書庫(退院された方のカルテ) を押し、名前を選ぶと退院月に切り替わって表示・印刷できます。在院患者を選ぶか月を進めると、また自動的に隠れます。退院日を間違えたときも、ここから開いて退院日を消せば元に戻ります。

MSpO2・脈拍 24時間監視モニター(装着中の患者のみ全体表示)

  1. 「この患者に装着中」にチェック(未装着の患者では1行だけの表示です)
    入力済みの日があれば「86(常時、監視及び管理)を一括適用しますか?」と確認が出ます。
  2. 監視理由を選択
    カルテ記載例9種(痰の分泌・呼吸不全・無呼吸・肺炎・COPD・不整脈など)から選ぶだけ。編集も可能です。
86の自動チェック装着中の患者は、入力のある日に86が自動でチェックされます。外していた日は86を手動で外せば、その日だけ自動チェックが停止します。
項目14の提案86+項目1〜46のいずれかに該当する日は「14(疾患・状態 医療区分3)に該当する可能性」を表示。ワンタップでチェックできます(最終判断は医師)。
週1回のカルテ記載モニターカードの 📋 今週の監視記載をコピー を押すと、今日の日付つきの監視文言がコピーされます。週1回、これをカルテに記載してください。月末の印刷物(カルテ用紙)には「雛形を生成」で週1回分(1・8・15・22・29日)の記録が自動で含まれます。

身体抑制の記載(91に✓した患者のみ表示)

  1. 毎日の入力で該当日に 91 をチェック(✓した瞬間にこのカードが現れます。抑制していない患者では表示されません)
    抑制を実施した期間が自動で拾われます(飛び飛びの期間にも対応)。
  2. 理由・方法・心身の状況を選択
    すべて例文から選ぶだけ(編集も可)。未選択のまま生成した場合は先頭の例文が自動採用されます。
「この患者を抑制中」で一元管理:身体抑制の入力は抑制カードに一本化されています(毎日の入力リストに91の行はありません)。「この患者を抑制中」にチェックすると、カードが開き、モニターの86と同じ仕組みで入力のある日に91が自動でチェックされます(入力が無い月では選択中の日から記録開始。入力済み日への一括適用も確認のうえ可能)。「期間でまとめて」で開始日〜終了日を指定して91の付け外しもできます。毎日の入力画面には、その日の91の状態と「この日だけ外す/この日に付ける」ボタンが表示されます。チェックを外すとカードは畳まれ、見出しの「当月◯日分」で日数だけ確認できます。
記録様式と毎日の検討:抑制カードに時間帯・検討した職員・ご家族への説明(説明日・方法・相手・同意)、実施した行為のチェック・目的・記載者・評価日(病院様式03-01「身体抑制 評価内容」に準拠)の欄と、「解除に向けた検討」の毎日の記録(継続/緩和して継続/解除+記録者)が加わりました。検討結果を「解除」で記録すると抑制中チェックも外れます。記録がない日は申し送り台本にお知らせが出ます。📄 説明書・経過記録を印刷で、ご家族への説明と署名、経過記録表を1枚にしたA4様式が印刷できます。これらは2026年6月新設の身体的拘束最小化推進体制加算(1日40点)の記録要件(態様・時間・理由・心身の状況・1日1回の解除検討)に沿っています。
記載文には切迫性・非代替性・一時性の3要件、方法(態様)、心身の状況、毎日の必要性評価を含む雛形が生成されます(「雛形を生成」で月次コメントに自動で含まれます。抑制中は月1回以上のコメントが必要です)。自動採用された例文が実際の患者の状態と合っているかは必ず確認してください。

📢申し送り台本

病棟で起きた出来事が、自動で日付順の台本になります。朝夕の申し送りでは、この画面を上から読み上げるだけ。読み上げたら✓を付けます(✓は全員共通)。休み明けの人は、開くだけで不在中の出来事に追いつけます。

  1. 自動で載るもの
    入院・退院・死亡・発熱(項目83)・身体抑制の開始(91)・モニター装着(86)・入院診療計画書の確定・チューブ類の交換予定日(🧷 チューブ・カテーテル管理に登録したもの)。いつもの入力から自動で生まれるので、書く手間はありません。
  2. 申送事項の書き足し
    「+申送事項」で、患者を選んで一言(例:ご家族が明日面会に来られます)+記入者名。全員の端末に共有されます。患者名入りメモ用紙は不要になります
  3. ✓送り済み
    申し送りで読み上げたら✓。未送りの件数が上に出るので、伝え漏れがひと目で分かります。✓しても項目は残るので、勤務中いつでも見返せます。
  4. 絞り込みと印刷
    担当医で絞り込めます(医師の参加用)。紙が必要なときは「🖨 A4印刷」でそのまま印刷できます。

患者名をタップするとその患者の画面に移動します。表示は直近10日分。萩野病院の申し送り時刻(朝8:30・夕16:30)を目安に「次の申し送り」を表示します。

🕊退院・死亡のお知らせ

どれかの端末で患者の退院日・退院先が入力されると、他の端末では次にアプリを開いたとき、画面の一番上にお知らせの帯が出ます(死亡は赤、転院・在宅などは青系)。確認しました を押すまで何日でも表示され続けるので、休み明けでも見逃しません。開く でその患者の退院月に移動できます。

確認は端末ごとです(自分が確認しても、他の人の端末には残ります)。特別な入力は不要で、いつも通り退院日を入れるだけで自動的に通知されます。直近3か月の退院が対象です。

入力漏れチェック(自動表示)

画面上部で全患者の入力状況を常時チェックします。入力するたびにリアルタイムで更新されます。見出し横のプルダウンで主治医別(👨‍⚕️全員/各医師/未設定)に絞り込みできます(端末ごとに記憶)。

✓ 入力済みその患者は当月分が揃っています。
常時表示バー画面上部にいま入力中の患者名と対象月が常に表示されます(患者を切り替えた瞬間はバーが赤く光ります)。取り違え防止のため、入力前に必ず確認してください。
入院時ADL未評価在院患者で入院時ADLが未評価の場合、警告が表示されます。
前月からの引き継ぎ新しい月がまだ未入力のとき、前月末時点で継続中だった項目があると緑のバーが出ます。「今月に引き継ぐ」で1日〜月末に一括✓(ADLも引き継ぎ)。
⚠ ◯日分未入力未入力の日付を表示。開く を押すとその患者・その日に切り替わり、すぐ入力できます。
チェック範囲当月なら本日まで、過去の月なら月末まで。入院日・退院日が選択されていれば在院期間のみを対象(退院日が未選択の間は在院中として扱います)。
事前入力の後始末変化がない見込みのときは月末分まで先に入力してOKです(期間ボタンで月末まで等)。その後に退院(死亡退院含む)となった場合、退院日を入れると「退院日より後に入力が残っています」と警告が出て、退院日以降を削除 ボタンでまとめて消せます。

🧷チューブ・カテーテル管理

膀胱留置カテーテル・経鼻胃管・CVポート(ヒューバー針)・胃ろう・気管カニューレ・末梢静脈ルートなどの交換予定日を紙の表なしで管理できます。「患者」タブの 🧷 チューブ・カテーテル管理 にあります。

  1. 登録
    種類を選ぶと交換間隔の目安が自動で入ります(変更可)。挿入・交換した日を入れて「+追加」。
  2. 交換予定日が来たら
    申し送り台本に自動で載ります(過ぎた日数も表示)。交換したら「✓ 今日交換した」を押すだけで次回予定日が更新されます。
  3. 抜去したら
    「抜去した」で一覧から消えます(記録は残ります)。入力間違いは「×」で削除。

交換間隔の初期値は一般的な目安です。病棟の決まり・製品の添付文書に合わせて患者ごとに変更してください。

🤝相談タブ

入院相談の受付窓口です。相談員さん・事務の方が使います。

  1. 受け付ける
    📷 申込受付の写真から自動入力:相談員さんが作成した「入院申し込み受付」を撮影すると、氏名・年齢・性別・紹介元・入院予定日・傷病名・経過・ご意向・医療処置まで自動で入ります(この書類に限り氏名もAIが読み取ります。管理者承認済みの運用)。使うには、画面上部の「👤 名乗る」でお名前(職種と名前)を設定するだけです。内容を確認して「+受付」。手入力ももちろん可能です。入院予定日の欄には次の火曜・金曜(入院担当日)の目安が表示されます。
  2. 進める
    一覧で状態を「相談中 → 申込受付 → 医師確認済 → 入院決定」(または見送り)と進めます。医師確認済は医師モードの端末でのみ選べ、確認日が自動で記録されます。全端末で共有されるので、誰が電話を受けても続きが分かります。
  3. 入院が決まったら
    👤 患者登録へ を押すと、氏名・性別・紹介元に加えて入院予定日も入院日として患者タブに登録され、二度書きしません。入院日が火曜・金曜なら主治医に上田医師が自動で入ります。済んだ相談は「▸ 済んだ相談」に畳まれます。

🗂事務タブ

事務の仕事の道具箱です。タブの「事務」から開きます。

  1. ✍ 議事録作成(AI清書)
    委員会の手書きメモやホワイトボードの写真を撮って 🔎 清書(AI)。会議名・開催日・出席者・議事・決定事項・次回までの課題に整理された議事録になり、修正してそのままA4印刷できます。使うには、画面上部の「👤 名乗る」でお名前(職種と名前)を設定するだけです。
  2. 📅 委員会・研修の開催記録
    医療安全・感染対策・褥瘡対策の各委員会(月1回)、身体的拘束最小化チーム会議(3か月に1回)、各研修(年2回)の開催日を記録します。期限が近づくと色が変わるので、開催漏れを防げます。清書した議事録から「📅 台帳に記録」もできます。
  3. 📜 指針の整備状況
    施設基準で求められる指針の整備状況を✓で管理します。意思決定支援の指針の明文化、拘束最小化指針への「鎮静目的の薬剤の適正使用」の記載(2026年6月から必須)など、注意点つきです。
  4. 💰 身体的拘束最小化推進体制加算
    2026年6月新設(1日40点)。算定要件のチェックリストと、毎日の入力(項目91)からの拘束実施割合の自動計算(基準15%以下)です。
  5. 🔍 入院診療計画書の点検
    在院患者の入院診療計画書を、厚生局の調査で指摘されやすい観点(7日以内の確定・推定入院期間・指摘されやすい言葉)で一括点検します。

🩹褥瘡対策

病院様式(褥瘡対策に関する診療計画書=別紙3、褥瘡対策に関する評価=別紙様式46)に沿った記録と印刷ができます。「患者」タブの 🩹 褥瘡対策 にあります。

  1. 評価する
    褥瘡の有無と部位、危険因子(自力体位変換・病的骨突出・関節拘縮・栄養低下・皮膚湿潤・脆弱性)をタップし、DESIGN-R2020の各項目を選ぶと合計点が自動計算されます。+ 今日の評価を記録で日付つきの記録が残ります(同じ日に押し直すと上書き)。
  2. 毎日評価(加算用)
    「毎日評価する」をオンにすると、評価していない日は申し送り台本にお知らせが出ます。ADL区分3の患者の毎日評価は褥瘡対策加算(1日15点)の要件です。
  3. 計画と印刷
    ✨ 定型文を生成で計画欄(圧迫・ズレ排除、スキンケア、栄養、リハビリ)に下書きが入り、自由に直せます。📄 診療計画書(別紙3)📄 評価(様式46)をA4で印刷して綴じられます。

📖手技ナビ

「したことない、見たことない」でたじろがないための、チューブ類の日常管理・交換間隔・トラブル対応の要点です。学会ガイドライン・医療安全情報・公開マニュアルに基づいています(末尾に出典)。最終判断は医師の指示に従ってください。 各手技の「🎬」は公式発信元(メーカー・省庁・学会系)の動画へのリンクです。文部科学省・MSDは登録不要、カーディナルヘルス・Medisukeは「医療従事者です」を押すだけで見られます。

⚠ まずこれだけ:抜けてしまったとき(自己抜去・事故抜去)は、どのチューブが抜けたかで正しい対応が全く違います
  • 気管カニューレ →「急いで入れる」。気切孔はどんどん狭くなり呼吸できなくなります。汚れていなければ抜けたものをすぐ再挿入(医師の指示を待たずに看護師が再挿入してよいと国が認めています)。入らなければ細いサイズで。挿入できたら呼吸確認→医師報告。
  • 胃ろう →「穴は守る、注入はしない」。瘻孔は2〜3時間で縮み始め24時間で閉じます。医師へ即報告し、指示があればカテーテルを6cmほど挿入して穴を確保(浅いと胃に届きません)。医師が位置を確認するまで注入は絶対禁止(お腹の中への誤注入は命に関わります)。造設2週間以内の抜去は緊急事態です。
  • 膀胱留置カテーテル →「慌てて入れ直さない」。出血と自尿の有無を確認して医師報告。そもそも再留置が要るかを常に検討します(留置日数が長いほど感染は増えます)。

経鼻胃管(NGT) 交換目安:4週(ポリウレタン・シリコン製。塩化ビニール製は1週)

🎬 挿入・位置確認・注入の全手順(カーディナルヘルス・29分) 🎬 経管栄養の注入手技(文部科学省研修動画・無料) 🎬 挿入の短編動画(MSDマニュアル・無料)

膀胱留置カテーテル 交換目安:4週(シリコン製。ラテックス製は2週)

🎬 挿入(男性・女性の動画つき解説、MSDマニュアル・無料) 🎬 導尿の手技(文部科学省研修動画・無料)

胃ろう(PEG) 交換目安:バルーン型4週/バンパー型6か月(交換は医師または特定行為研修修了看護師)

🎬 注入・入浴・交換などQ&A動画10本(PDN・無料) 🎬 注入手技(文部科学省研修動画・無料) 🎬 胃瘻交換(カーディナルヘルス・3分) 🎬 チューブのお手入れ(同・7分) 📄 スキンケア(PDN図解) 📄 抜けてしまったときの対応(PDN図解)

CVポート 針の交換目安:週1回(持続点滴中)/未使用時は4週ごとにフラッシュ

🎬 手技動画集:逆血確認・ヒューバー針の固定ほか(カーディナルヘルス) 🎬 抜針の手順(メディコンBD公式・無料) 🎬 針の取扱い・カテーテル管理の動画一覧(同)

気管カニューレ 交換目安:2週〜1か月(痰が多い人は短く。交換は医師または特定行為研修修了看護師)

🎬 気管カニューレ・気管切開部の吸引(文部科学省研修動画・無料) 🎬 気管切開部の管理(同) 🎬 緊急時・災害時の対応(同) 🎬 カフ圧管理・トラブル対策など7本(高研・無料)

主な出典:日本医療機能評価機構 医療安全情報No.121・No.218、PMDA医療安全情報No.42、医療事故調査・支援センター提言第6号、日本IVR学会 中心静脈ポートガイドライン2019、CDCカテーテル関連尿路感染予防ガイドライン2009、EAUNガイドライン2024、日本呼吸療法医学会 気管吸引ガイドライン、PDNレクチャー、大阪府医師会 医療的ケアマニュアル。間隔・圧などの数値は目安であり、製品の添付文書と院内の決まりが優先します。

📋入院診療計画書

萩野病院様式の入院診療計画書を、患者情報・入院時ADL・医療区分の入力をもとに作成し、A4縦1枚で印刷できます。「患者」タブの 📋 入院診療計画書 にあります。

  1. 医師モード
    作成・編集・確定ができるのは、⚙設定の 🩺 医師モード医師キーを入れた端末だけです(医師キーは管理者から医師に伝えます)。ほかの端末では、確定済みの計画書の閲覧・印刷のみできます。
  2. 作る(医師モード)
    開く ▾ → 作成日・病棟・号室・主治医を確認(担当者名=看護師長・管理栄養士は病棟の既定値が自動で入ります)→ 病名を追加(「よく使う」からワンタップ可)→ 状態(インスリン・膀胱留置カテーテル・嚥下障害・寝たきり・皮膚病変…)に○。状態は入院時ADLと医療区分の入力から候補が付きます。
  3. 書類から読み取り(AI)
    「📷 書類を読み取る」を押すとカメラが開くので、入院申し込み受付・紹介状・処方メモなどを撮影(縦でも横でも可。撮ってある写真は、カメラ画面の「📁 アルバムから選ぶ」で。真上から・影を避けて。複数枚可。横向きに撮れた写真は自動で正しい向きに直します)→ 氏名・住所・電話などの欄は端末の中で自動的に黒塗り。写真はAIに送られるため、個人情報は送る前に隠す決まりです)→ 🔎 読み取り(AI)(30〜90秒)。写真の代わりに「📋 文章を貼り付けて読み取り」で、紹介状の写しやメールの文章を貼り付けても同じように読み取れます。読み取りが終わるとそのまま完成した下書きが入ります。すでに下書きがある患者では「読み取り結果で作り直しますか?」と確認します(OK=全欄を書き直し、キャンセル=空欄だけ埋める)。治療計画・リハビリ・栄養・看護計画の文章も、書類の内容(症状・処方・食形態・ADL)に沿ってAIがその患者専用に書きます。上の帯に書類間の食い違い⚠と要点が出るので、下書きを直すだけです。治療対象外の候補(術後状態など)は病名欄の下に控えめに並び、必要ならタップで追加。「↩ 反映を取り消す」で読み取り前に戻せます。既往歴・処方・ご家族の意向・食い違いは「メモ(印刷されません)」に残ります。
    読み取り後にできること: ①🔎 前回の読み取り結果ボタンで、AIが何を読んだかをいつでも精査・再反映できます(結果はアプリ内に保存されます。個人情報は含まれません)。 ②紹介状が後から届いたら、新しい写真だけ撮って読み取れば前回の結果と自動で統合されます。 ③「下書きを作り直す」で、手で直した文章も含めて各欄を読み取り結果から書き直せます(取り消し可)。④読み取りに納得できないときは「🤔 AIへの指摘」に言葉で指摘(例:主訴は転倒ではなく食事が摂れないこと)すると、AIが読み直して作り直します。写真が画面に残っている間は写真ごと読み直し、離れた後は保存済みの結果を修正します。
    個人情報の扱い:氏名などは端末内で自動黒塗り(+手動で追加可)してから送り、AIにも個人識別情報を出力しないよう指示しています。写真・結果はサーバーに保存しません。
  4. 定型文を生成
    ✨ 定型文を生成(空欄を埋める) を押すと、症状・全身状態の評価・治療計画・リハビリ・栄養・感染症対策・その他・看護計画の各欄に文章が入ります。そのまま自由に書き直せます(書き直した欄は、再度「生成」を押しても上書きされません。「全部作り直す」は全欄を上書き)。
  5. 推定入院期間
    各欄の下の推定入院期間を「約1か月〜約6か月」のボタンか自由入力で設定します(印刷では「その他」欄の冒頭に載ります)。なぜ必要か:入院診療計画書は医療法で記載事項が決められており、推定入院期間はその一つです。厚生局の調査では空欄や「未定」が指摘されます。現時点の見込みで構いません。様式に「今後、状態の変化等に応じて変わり得る」と明記されるため、見込みが外れても問題なく、転棟や状態の大きな変化のときに計画書を作り直せばよい決まりです。書類に「2〜3か月程度の療養入院希望」などの記載があれば、AI読み取りが候補として自動で入れます。
  6. 確定
    内容を確認したら ✓ 確定。確定すると全端末で印刷でき、「!入力漏れチェック」の「計画書が未確定」から消えます。直すときは「確定を解除」。
    🧠 学習:確定するたびに、リストにない病名や書き足した文章を自動で覚え、次回から「よく使う」や各欄の下に🧠印のワンタップ候補として出てきます(全端末共通・患者情報は覚えません)。覚えた内容の削除は ⚙設定 → 🩺医師モード →「🧠 学習した病名・文言」。
  7. 印刷
    「6 印刷」の ③ 入院診療計画書 または計画書カードの 閲覧・印刷。印刷後に押印(担当者㊞)・署名(主治医・本人/家族)をします。

入院診療計画書は入院後7日以内の作成・交付が必要です。看護計画・リハビリ計画は、状態(カテーテル・経管栄養・嚥下障害・褥瘡・認知症・終末期など)に応じて患者ごとに違う文章が生成されます。印刷前チェックには、期間の未記載や「加療」「適宜」「未定」など指摘されやすい言葉の警告も出ます。導入日以降に入院した患者で未確定のものは「!入力漏れチェック」に表示されます。メモ欄(印刷されません)には、紹介状などの書類の食い違いや根拠を残しておけます。

1入院時 ADL区分評価

  1. 評価日は 入院日 ボタン(患者情報の入院日がそのまま入る)または 今日 ボタンで入力(過去日は年号・月・日のプルダウンで選択)。評価日が入っていれば「評価済み」として印刷に載ります。全介助で合計0点の患者さんも必ず評価日を入れてください。
  2. a〜dの4項目(ベッド上の可動性・移乗・食事・トイレの使用)を各0〜6点のスライダーで入力。動かすと合計点数とADL区分がその場で変わります。退院時ADLも同じ操作です。

当日を含む過去3日間の全勤務帯で評価します。印刷時に「入院時ADLスタンプ」として出力されます。

2毎日の入力 と 月末一括入力

評価票ビュー:「2 毎日の入力」の上にある ▸ 評価票ビュー を開くと、評価票と同じ「項目×日」の表で○を見る・付ける・外すことができます。飛び飛びの日(例:発熱が2日と4日)も一目で分かり、自動判定の項目(3・7・8・10・19・44・86・91)は灰色の○で「いま何が自動で付いているか」が見えます。行の 期間 を押して開始日→終了日の2タップで、10日分などをまとめて入力できます。表の下の「自動集計」にADL得点・算定医療区分・状態像パターン・DESIGN-Rが日ごとに並びます。コンピュータでは前回の開閉状態を覚えます。
整合性チェック:月の入力に矛盾があると「⚠ 整合性チェック」に一覧で出ます(例:気管切開に○なのに19も44も無い/19と44が両方/発熱だけで関連項目なし/算定期間の上限超え/前月末に○があるのに「新」/在院期間外の入力/DESIGN-RがあるのにADL区分3でない)。日付ボタンでその日へ移動して直せます。印刷前に0件になっていることを確認してください。
複合項目は自動で付きます:81〜85(脱水・嘔吐・発熱・経管栄養・気管切開)に✓を入れると、その日の 7(脱水かつ発熱)・8(嘔吐かつ発熱)・10(経管栄養かつ嘔吐/発熱)・19(気管切開かつ発熱)・44(気管切開・発熱なし) が自動で付け外しされます(項目名の横に「自動」)。発熱が始まった日から19に、収まった日から44に、自動で切り替わるので日数のズレが起きません。手で変えたい日はその項目をタップすると「手動」になり自動が止まります(もう一度タップで自動に戻る)。項目3(複合)は様式の定義どおり (1)=5・7・8・10・39 のいずれか と (2)=38・40・41・44・45 のいずれか の両方に○の日に自動で付きます(様式の(1)(2)印字を先生が確認済み)。
  1. 各項目は2通りで入力できます
    行をタップ=選択中の日に✓(1日分)。✓を外すとき他の日にも✓が残っている場合は「すべての日から外しますか?」と確認が出ます(消し忘れ防止)。
    行の「期間」ボタン=その項目の期間パネルが開き、開始日と日数を選んで数日〜1か月分を一括入力(次項参照)。
  2. 日付
    ◀ 前日翌日 ▶ で移動(離れた日へは ▾ カレンダー を開いてタップ)。いま編集中の日付は「6月 1日」と大きく表示され、入力済みなら区分の色が付きます。色付き=入力済み(区分3区分2区分1)。
  3. 該当項目をタップ・ADLをスライダーで入力
    最終区分(医療区分・ADL区分・状態像パターン)が即時表示されます。ADLは入力のあった日に直近の評価値を自動で引き継ぎます。引き継ぎ順は ①当月の直近日 → ②前月末 → ③入院時ADL評価。つまり入院時に一度評価すれば、変化があった日だけスライダーを動かせばOK(様式Ⅲの「変化がなければ再記入不要」に対応)。
  4. 期間パネルの使い方
    項目の 期間 ボタン → 開始日日数(1〜31日間。3日・5日・7日・14日・月末まではワンタッチ)を選ぶと「=◯日〜◯日」と表示 → この期間に✓を一括入力
    例1:「3日から8日まで(6日間)」→ 開始日3・日数6日間
    例2:「3〜8日と24〜28日」のような飛び飛び → 開始日3・6日間で一括入力 → 続けて開始日24・5日間で一括入力(パネルは開いたまま連続入力できます)。該当日表示が「3〜8・24〜28」になります。
    月末をはみ出す指定(28日から7日間など)は自動で月末までに調整。この期間の✓を解除 で取り消しも同じ操作です。
    算定上限の自動警告:点滴(連続7日)・尿路感染症(14日)・リハビリ(30日)など算定期間に限りがある項目は、連続日数が上限を超えると「⚠連続◯日超」と表示されます(月次評価表にも表示)。
月末にまとめて入力する場合(「▸ 月末一括入力」を開く):
① 1日に基本の状態(✓とADL)を入力 → 期間「1〜末日」で まるごとコピー(ひと月分が完成)
② 点滴・抗生剤など数日だけの処置は、各項目の「期間」ボタンで日数を指定(次項)。
期間の開始日・終了日は日のプルダウンで選びます(月を替えると日数も自動調整)。
前日と同じにする日付表示の横にあります。前日と同じ状態ならこれだけでOK。
↩ 元に戻すコピー・期間✓・消去を直前の1回分取り消せます(ボタンに操作名を表示)。患者や月を切り替えると戻せなくなるため、間違いはその場で戻してください。
この期間を消去指定した期間の入力をまとめて消去(これも「元に戻す」で復元可)。

3月次評価表

表示される項目区分2・3に加え、81〜87(区分1)と91(身体抑制・「記」表示)も期間付きで表示されます。
算定開始日・終了日✓が付いた最初の日〜最後の日(日数)を自動表示。月末まで続いていれば「継続中」。
継 / 新前月末から続いていれば「継」、当月開始なら「新」を自動判定(ボタンで手動切替も可)。
病態・診療行為クリックして書き換え可能(例:「肺炎に対する治療」→「誤嚥性肺炎に対する抗生剤治療」)。
区分の推移「区分3(1〜17日)、区分2(18〜31日)」のように月内の変化も自動で区切って表示。

4コメント

このアプリのいちばん大切なアウトプットです。画面でも青枠で強調されています。

  1. ① 雛形を生成/更新 で、該当項目のコメント文例(点滴・せん妄・血糖・酸素・悪性腫瘍・褥瘡・開放創・感染症などは○○空欄付きの定型文)+監視記載(週1回分)+身体抑制の記載(3要件)が自動で入ります。文章欄の上の文例パレットで、該当項目ごとに5つの文例をプルダウンから選んで挿入できます(期間は自動で入ります)。✎ボタンで文例そのものを書き換え・追加でき、書き換えた文例は同期で全端末に共有されます。○○は加筆して完成させてください。
  2. 必要に応じて病名・経過・数値を加筆して仕上げます(加筆は任意)。入力内容は自動保存されます。
  3. 仕上げたら「印刷」の ① カルテ用紙 で印刷し、カルテに貼付または綴じ込みます(記載文はその用紙に含まれます)。記載文をコピー はWord等で文書を作りたいときの補助機能です。
雛形・例文は下書きです。医学的な内容は必ず医師が確認してください。診療録には該当の根拠を記載することとされています。
自動追従:コメントに手を加えていない(雛形のまま)場合は、該当項目や期間を変更するとコメントも自動で作り直されます。加筆済みの場合は勝手に書き換えず、コメント欄の上に⚠の注意が表示されます。「① 雛形を生成/更新」で最新の内容に置き換えられます(加筆した文章は消えるため、必要な文はコピーしてから)。

5退院時 ADL区分評価

  1. 「0 患者・入退院情報」で退院日(今日 ボタン)と退院先(退院理由)を選択します。
  2. 入院時と同じ要領でa〜dを入力し、評価日の 退院日 ボタン(または 今日)を押します。

6印刷・PDF(閲覧→修正→印刷)

① カルテ用紙
(貼付・綴じ込み用/A4縦・1枚)
入院時ADL・月次評価表スタンプ・カルテ記載文・退院時ADLをまとめて出力。普段使うのはこちら。入退院日は「令和◯年◯月◯日」の正式表記で印字されます。
② 評価票
(A4縦・両面)
項目×日付の◯を並べた別紙様式8の2の形式。1回の印刷で「カルテ保存用」と「ご家族お渡し用」の2部(計4ページ・両面印刷で2枚)が出るため、ご家族に渡すコピーは不要です。ご家族用には病院名が大きく入り、日付は交付日表記になります。表面に医療区分(区分3・2)、裏面に医療区分1・ADL・状態像が載ります。両面印刷(長辺とじ)を選んでください。
一括印刷
(当月の全患者)
当月に在院した全患者分を患者ごとに改ページして一度にプレビュー・印刷できます。②は「カルテ用+ご家族用/カルテ保存用のみ/ご家族お渡し用のみ」を選べます。印刷前チェックは全員分がまとめて患者名付きで表示されます。
閲覧・修正してから印刷:プレビューを開いた後に入力を変更した場合、「印刷 / PDF」を押すと自動で最新の内容に作り直してから印刷されます(プレビューを手修正していた場合のみ確認が出ます)。各帳票には出力日が印字されます。プレビュー上部には印刷前チェック(未入力日・入院時ADL未評価・主治医未選択・コメントの○残り・コメントが該当項目の変更を反映していない場合の注意)が自動表示されます。「閲覧・印刷」を押すと、印刷される内容がそのまま画面に表示されます。文章や表を直接クリックすると修正でき、直した内容で「印刷 / PDF」できます(この修正は印刷にのみ反映され、入力データは変わりません。恒久的に直す場合は各入力欄で)。印刷画面で「PDFに保存」を選べばPDFファイルにできます。

スマートフォン利用の補足

クラウドモード
(スマートフォンの標準設定)
スマートフォンは紛失にそなえてデータを端末に残さない設定で始まります。アプリを閉じるとデータは端末から消え、開くたびにサーバーの暗号化データを取得します(圏外では起動できません)。
👤 Face ID/指紋で開く初回に合言葉を入れたあと「次回からFace ID/指紋で開けるようにしますか?」と聞かれます。「OK」にすると、以後は開くたびにFace IDが自動で起動し、合言葉の入力は不要になります(認証に失敗した場合は合言葉でも開けます)。Face ID/指紋の無い端末では、代わりに「4〜8桁のPINで開けるようにしますか?」と聞かれ、以後はPINだけで開けます。合言葉は端末内に保存されますが、Face ID・PIN・端末の画面ロックで保護されます。
オフラインでも使いたいスマートフォン合言葉の画面にある「この端末にデータを保存する通常モードに切り替える」を押すと、コンピュータと同じ通常モード(圏外でも起動可)になります。切り替えたら「⚙ 設定」でPIN+Face ID/Touch IDの画面ロックを必ず設定してください。
データの保存場所通常モード端末の中と、サーバー上の暗号化された同期データの2か所にあります。サーバー上のデータは合言葉がない限り誰にも読めません。

全端末で自動同期(サーバー方式のみ)

  1. 各端末とも、初回起動時に自動で出る画面で同じ合言葉(パスフレーズ)を入力するだけで有効になります(あとから変える場合は「⚙ 設定 → ☁ 全端末で自動同期」)。
  2. 以後は入力のたびに自動送信アプリを開いたとき・画面に戻ったとき・開いたままでも約2分ごとに自動受信します。「今すぐ同期」で手動同期もできます。
端末にデータを残さないモードスマートフォン・タブレットは初回起動時に自動でこのモードになります(コンピュータは通常モード)。パスフレーズ画面の「通常モードに切り替える」でいつでも変更可能。手動での切替は「☁同期」カードの「この端末にデータを残さない(クラウドモード)」を有効にすると、その端末にはデータが保存されず、起動のたびにパスフレーズを入力してサーバーから取得します(オフライン不可)。紛失リスクのある持ち歩きスマートフォン向け。院内の管理用コンピュータは通常モード推奨。
しくみデータは端末内で暗号化してからサーバーに保存されます。パスフレーズを知らない人(サーバー管理者含む)は内容を読めません。
マージ端末ごとの変更は日単位で新しい方を採用して自動合流します(例:コンピュータで1〜15日、タブレットで16〜31日を入力→両方とも残る)。上書きが起きるのは同じ患者の同じ日を複数端末で編集した場合のその日だけです(後から編集した方が優先)。コメント欄など月に1つの文章は月単位で新しい方が優先されます。入力分担は患者単位で分けるのがおすすめです。
オフライン運用と
テザリング同期
ホーム画面に追加したサーバー版(通常モードの端末)は、圏外・ネット未接続でも起動して入力できます(アプリ本体と入力データが端末に保存されているため)。テザリング等でネットに繋がった時点で自動同期され、他端末と揃います。「普段はスタンドアローンのように使い、繋いだときだけ同期」という運用がこの1本で可能です。※クラウドモード(データを端末に残さない設定)の端末は、データがサーバーにしかないためオフラインでは起動できません
USBインストール
(オフラインのコンピュータ向け)
ネットに一度も繋げないコンピュータでも使えます。サーバー用フォルダをUSBメモリでコピーし、index.htmlをダブルクリックするだけで開始できます(オンライン不要)。テザリング等で繋がったときに自動同期し、新しいバージョンがあれば自動で取り込んで🔄のお知らせを表示します(「今すぐ更新」でその場で新版に切り替わり、以後は新版で起動。USBでの配り直しは不要です)。
🔌 オフラインのコンピュータの日常運用 ふだん(毎日):index.htmlをダブルクリックして開き、入力・印刷する(ネット不要)。
同期したいとき(週1回以上推奨):①スマートフォンの「インターネット共有(テザリング)」をONにしてコンピュータのWi-Fiをつなぐ → ②つないだ状態でアプリを開き直す(または⚙設定の「今すぐ同期」を押す)→ ③「✓ 同期しました」を確認してテザリングを切る。
⚠ 大事:つないだだけでは同期されません。必ずアプリを開き直すか「今すぐ同期」を押してください。
新しいバージョン:同期のタイミングで🔄のお知らせが出たら「今すぐ更新」を押すだけ。
念のため:月1回ほど⚙設定から「バックアップ」を取ってUSB等に保管すると安心です。
オフライン時「⚠通信できません」と表示されますが入力は端末に保存されており、次に通信できたとき自動で送られます。
名乗り(署名)
⚙設定の「この端末を使う人」で職種と氏名を登録すると、掲示や記録に判子のように署名が自動で付きます。共有の端末では、右上の👤から使う人を交代してください。名乗りは判子と同じで、置き忘れた判子を他人が押せるのと同じ弱さがあります。大事な行為(入院診療計画書の確定)は医師キーという別の錠前で守られています。
重要合言葉を忘れるとサーバー上のデータは誰にも復元できません。紙に控えて安全な場所に保管してください。端末内のデータとバックアップ機能は従来どおり使えます。

🔒画面ロック(PIN・生体認証)

  1. 「🔒 画面ロック」で 🔒 ロックを設定・変更 → 4〜8桁の数字を2回入力。
  2. 「有効」にチェック → 以後、アプリを開くたび・他のアプリに切り替えるたびに即ロックがかかります。
  3. サーバー版(https)の対応端末では 👤 顔・指紋認証を登録 が表示され、登録するとロック画面を開いた瞬間に顔・指紋認証が自動起動し、PIN入力は不要になります(失敗時や「PINで解除する」を押したときだけPIN欄が出ます)。
これは共有端末での閲覧ガードです(データ自体の暗号化ではありません)。PINを忘れるとこの端末では開けなくなります。同期を有効にしていれば、他端末やサーバーからデータは復元できます。

設定と改善要望

⚙ 設定同期・クラウドモード・画面ロック・バックアップ/復元は、画面下部の「⚙ 設定」を開いて操作します(初回設定後は普段閉じたままでOK)。
💬 改善要望使っていて気づいた不具合・要望は、「要望」タブの「💬 要望・不具合」から一言送信できます(患者情報は書かないこと)。全端末からの要望は「一覧を見る」で「未対応/✓対応済」のステータス付きで確認できます。初回送信時に端末の名前を聞かれます。

🛟困ったとき

「⚠ サーバーの同期データが読めません」と出たデータのあるコンピュータの「⚙ 設定 → ☁ 同期」に赤い「この端末のデータでサーバーを作り直す」ボタンが出るので押してください。他の端末も次の同期で自動復旧します。直らなければ上田へ。
画面上部に赤い警告が出たアプリが毎日の自動点検で異常を見つけた印です。使うのをやめて、すぐ上田に知らせてください。
端末をなくした・盗まれたすぐ上田に連絡してください。遠隔で鍵を締め替え、その端末からデータへ入れないようにします。
そのほか、おかしいと感じたらまず上田へ。データは何重にも控えがあり、簡単には失われません。

7データの保存とバックアップ

自動保存入力はこのコンピュータ(ブラウザ内)に自動保存されます。閉じても残ります。
バックアップ全データを1ファイルに書き出します。ファイル名に日付が自動で入ります(例:萩野式メディカルハブ_バックアップ_R8-7-17.json)。保存先は通常「ダウンロード」フォルダです。USBや共有フォルダへ移して保管してください。
復元バックアップファイルを選ぶとその内容に戻せます。
別のコンピュータへのデータ移行① 元のコンピュータで バックアップ → できた .json ファイルをUSB等で新しいコンピュータへ → ② 新しいコンピュータでアプリを開き 復元 でそのファイルを選択。全患者・全月のデータが移ります。
データは使用中のコンピュータ・ブラウザ内だけに保存され、アプリのHTMLファイルをコピーしてもデータは付いていきません。コンピュータの買い替え・ブラウザのデータ削除で消えるため、週1回のバックアップを習慣にしてください。

8ご利用上の注意

— 萩野式メディカルハブ 使用説明書 アプリVer 1.62.1(令和8年8月26日版)対応 —
設計・開発:上田 芳彦 × Claude(Anthropic) 2026年

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